
横浜芸術高等専修学校は、芸術分野に興味を持つ生徒が、自分のペースで学びながら表現力を伸ばせる高等専修学校です。絵画やイラスト、ダンス、美容、声優などの表現活動などを通して、「好きなこと」を大切にしながら学べる環境が整っています。
その学びの集大成ともいえるのが、毎年開催される芸術発表会です。
今回、横浜芸術高等専修学校の芸術発表会に参加し、生徒たちが作品に向き合う真剣な姿や、会場に広がる温かな雰囲気に強く心を動かされました。学校関係者ではない立場から見ても、一人ひとりの個性や挑戦を応援する学校の姿勢が伝わってきます。
この記事では、芸術発表会の様子や、芸術発表会を通して感じた横浜芸術高等専修学校の魅力を紹介します。
横浜芸術高等専修学校の芸術発表会とは?
横浜芸術高等専修学校の芸術発表会は、生徒一人ひとりが日頃の授業や制作活動で取り組んできた成果を発表する場です。高いクオリティのステージや絵画・デザインなどの芸術作品を通して、生徒の個性や表現力がどのように育まれているのかを実際に感じることができます。
ここでは芸術発表会の開催目的や発表内容について紹介します。
芸術発表会の開催目的
北海道芸術高等学校(芸高グループ)では、全国に6校あるサテライトキャンパスごとに、アートコレクションといういわゆる生徒の芸術発表会を毎年行っています。生徒・保護者・これから受験を考えている方・生徒の母校の先生など、幅広い年代の方々が生徒の様子を見に来られる発表会で、北海道芸術高等学校の中でも人気のイベントです。
この芸術発表会は、在校生にとっては自分の表現を披露する大切な舞台であり、中学生や保護者にとっては学校生活や生徒の成長を直接感じられる貴重な機会となります。
どんな分野の作品が発表されるのか
北海道芸術高等学校の芸術発表会では、生徒一人ひとりの個性を活かした多彩な表現が披露されます。キャンパスによって内容は様々で、コースを超えたコラボレーションを楽しめるステージや、開催キャンパスのテーマに沿った展示など、プロの講師から授業を受けている生徒たちが創り上げる超高校級のパフォーマンスを見ることができます。

実際に参加して感じた芸術発表会の魅力
実際に横浜芸術高等専修学校の芸術発表会に参加して感じたのは、「想像していた以上に本格的だった」という驚きでした。展示されている作品や発表の一つひとつからは、生徒が時間をかけて制作に取り組んできたことや、作品や発表に真剣に向き合っている姿勢が伝わってきます。
会場全体には、生徒の個性や挑戦を大切にする空気があり、作品を見る側にも自然と引き込まれる力がありました。ここからは、特に印象に残ったステージ発表や展示、そして生徒の「本気」が感じられた場面について紹介していきます。
想像以上に本格的だった作品のクオリティ
横浜芸術高等専修学校の芸術発表会で展示されていた作品を見て、まず感じたのは「想像以上に本格的」という率直な驚きでした。絵画やデザインなどの芸術作品は、色づかいや構図、テーマ設定に至るまで丁寧に考え抜かれており、芸術系の専修学校としての教育の質の高さが伝わってきます。進学先として検討している中学生や保護者の方にとっても、学びの成果が目に見える形で感じられる内容でした。
単に技術力が高いだけでなく、それぞれの作品には「自分は何を表現したいのか」という明確な意図が込められている点も印象的です。横浜芸術高等専修学校では、生徒一人ひとりの個性や考えを尊重しながら指導が行われていることが、芸術発表会の作品クオリティから自然と伝わってきました。
会場に入って最初に目を奪われた作品
会場に入って最初に目を奪われたのが、横浜芸術高等専修学校のアートコレクションのテーマ「パズル」を基に制作されたプレイマットのアート作品でした。一見すると一つの作品でありながら、近くで見ると複数の表現が組み合わさっており、テーマを視覚的にもわかりやすく表現している点が印象的でした。
作品には、ビーズや布を使った温かみのあるアナログな表現に加え、マットを削ることで生まれる立体感など、さまざまな表現技法が取り入れられていました。素材や表現方法が異なっていても全体として調和が取れており、生徒一人ひとりの発想力と工夫が感じられます。芸術発表会の入口でこの作品に出会い、「これからどんな表現が見られるのだろう」と期待が高まるような展示でした。
生徒の本気が伝わる展示・発表
展示作品やステージ発表を通して強く感じたのは、生徒一人ひとりの「本気」が会場全体にあふれていたことです。どの作品や発表にも、ただ課題として仕上げたのではなく、「伝えたい」「表現したい」という思いがしっかりと込められていました。
展示では、完成度の高さはもちろん、制作過程で試行錯誤を重ねたことが伝わる工夫や挑戦が、随所に見られました。また、ステージ発表では、緊張感の中でも自分たちの表現をやりきろうとする姿勢や、仲間と力を合わせて一つの舞台をつくり上げる姿が印象的でした。
作品のジャンルや発表形式はさまざまでしたが、共通して感じられたのは、「自分の表現に誇りを持っている」という空気です。横浜芸術高等専修学校の芸術発表会は、生徒が積極的に挑戦し、全力で表現できる場であることが、展示や発表の一つひとつから伝わってきました。

横浜芸術高等専修学校ならではの芸術発表会
横浜芸術高等専修学校の芸術発表会は、単なる成果発表の場にとどまらず、生徒一人ひとりの個性や表現の過程を大切にしている点が大きな特徴です。完成した作品やステージだけでなく、そこに至るまでの挑戦や工夫が尊重されており、「自分らしい表現」を発信できる環境が整っていることが伝わってきます。
多様なコースがそれぞれの専門性を生かしながら一つの芸術発表会をつくり上げているため、会場全体で幅広い芸術表現に触れられるのも横浜芸術高等専修学校ならではの魅力です。
ここでは、発表会のテーマを強く意識した場面と超高校級のパフォーマンスを体感できるステージ発表について紹介します。
オープニングアクト
オープニングアクトでは、横浜芸術高等専修学校の芸術発表会のテーマ「パズル」に沿った演出が展開されていました。演目が始まった瞬間から観る側の心を一気につかむ内容で、思わず度肝を抜かされました。

ファッション・ビューティーコース/美容師コース
ファッション・ビューティーコースや美容師コースのステージでは、テーマに合わせた衣装や演出が細部まで作り込まれており、表現力の高さが際立っていました。特に白と黒をテーマにした衣装のステージでは、配色のコントラストが美しく、照明と動きを生かしたステージングが印象的でした。
また、3年生によるステージでは「宇宙」をテーマにした個性的で目を引く衣装が次々と登場し、発想力と表現の幅の広さを感じさせてくれました。どのステージからも、生徒たちが本気で準備を重ね、仲間と協力しながら一つの作品をつくり上げてきたことが伝わってきます。横浜芸術高等専修学校の芸術発表会ならではの、見応えのあるステージ発表でした。

マンガ・イラストコース
音楽に合わせてステージ上で作品を描き上げていく「ライブペイント」が披露され、制作の過程からラストに用意された仕掛けまで、観る側を飽きさせない演出が印象的でした。また、「舞台」のコーナーでは、大型の作品がステージいっぱいに展開され、作品そのものの迫力に加え、ストーリーと合わせて楽しめる構成になっていました。「アニメーション」では、本物のアニメ作品さながらの高いクオリティと、しっかりとした物語性があり、完成度の高さに驚かされました。

声優コース
単なる恋愛作品にとどまらず、ファンタジー要素を取り入れた世界観が魅力的でした。キャスト一人ひとりの演技力はもちろん、全員がしっかりとキャラクターを確立しており、物語に引き込まれるような内容でした。芸術発表会のテーマである「パズル」の要素も取り込まれており、緩急のあるストーリー。特にラストの演出は思わず鳥肌が立つほど印象的で、観客の心に強く残る作品だったと思います。

ダンス&ボーカルコース
さまざまなジャンルのダンスが披露され、会場全体が盛り上がる圧巻のステージが続きました。どのナンバーも見応えがありましたが、特に心に残ったのは、制服姿で踊るラストのナンバーです。高校生という「今」だからこそ表現できるフレッシュさやエネルギーにあふれたステージに、思わず胸が熱くなりました。
それぞれのステージからはダンス技術だけでなく、生徒たちが自分の表現と真剣に向き合い、仲間とともに一つの作品をつくり上げてきた過程が伝わってきます。横浜芸術高等専修学校の芸術発表会ならではの、多彩で完成度の高いステージ発表でした。

参加して実感した横浜芸術高等専修学校の魅力
横浜芸術高等専修学校の芸術発表会に参加して実感したのは、作品やステージの完成度だけではなく、生徒一人ひとりが積極的に自分の表現に向き合える学校の魅力でした。会場全体に流れる温かな雰囲気からは、挑戦することを肯定し、個性を大切にする教育姿勢が自然と伝わってきます。
学校関係者ではない立場から見ても、生徒の表情や作品への向き合い方、発表をやりきった後の達成感から、日々の学びが丁寧に積み重ねられていることが感じられました。ここからは、芸術発表会を通して見えてきた横浜芸術高等専修学校ならではの魅力について、具体的に紹介していきます。
安心して表現できる学習環境
芸術発表会を通して感じたのは、生徒が自分の表現を否定されることなく、安心して発信できる学習環境が整っているという点です。作品のジャンルや表現方法はさまざまでしたが、どれも ”その人らしさ" が大切にされており、無理に型にはめられている印象はありませんでした。
会場の雰囲気や生徒の表情からは、失敗を恐れずに挑戦できる空気が感じられます。横浜芸術高等専修学校では、生徒一人ひとりのペースや個性を尊重しながら学びを進めているからこそ、自信を持って作品制作やステージに立てるのだと感じました。進学先を考える中学生や保護者の方にとっても、安心して学べる環境であることが伝わってくる場面でした。
挑戦を後押しする学校の姿勢
展示やステージ発表を見ていると、生徒がこれまで挑戦してきた過程そのものが評価されていることが伝わってきました。完成度の高い作品だけでなく、新しい表現に取り組んだ試みや、思い切った演出にも価値を置いている様子を感じられます。
横浜芸術高等専修学校では、「うまくできるかどうか」よりも「やってみること」を大切にしている印象を受けました。その姿勢があるからこそ、生徒は自分の可能性を信じ、次の表現へと踏み出すことができます。芸術分野に興味がある学生にとって、自分らしい挑戦を応援してもらえる環境は、大きな魅力のひとつといえるでしょう。
芸術発表会に参加した生徒インタビュー
神奈川・横浜にある横浜芸術高等専修学校や、同じ「芸高グループ」各校で実際に芸術発表会に参加した先輩の生の声をご紹介します。
横浜芸術高等専修学校/声優コース3年生
芸術発表会に参加して良かったことは?
『普段は学年間の関わりがないので、芸術発表会の準備期間1か月で仲良くなれます。芸術発表会の準備や制作期間を通して、コース全体の雰囲気がよくなります。スクーリングで学年が仲良くなり、芸術発表会で全学年が仲良くなれるといったイメージですね。コース全体の絆が深まるので、毎年参加して良かったと感じられます。』
声優コースの発表の見どころは?
『声優コースの発表では、授業で丁寧に教わっている "演技の場にある空気感や雰囲気" を感じてもらえたら嬉しいです!』
北海道芸術高等学校 池袋キャンパス/声優コース3年生
芸術発表会前と終わった後では生徒の空気感は変わる?
『芸術発表会の後はみんなで「わー!」となるのが楽しいです。達成感でいっぱいの雰囲気。コースの中でも学年間の絆が生まれます。普段の生活に戻っても役が抜けないので、本番での失敗もネタにして笑い合っています。』
声優コースの見どころは?
『声優コースの発表では、表情・しぐさ・セリフを発していない間のモーションからも何かが伝わったら嬉しいです。 そういうことを授業で教えてもらっているので、ぜひ見てほしいです!』
芸術発表会で“北芸のリアル”を体感しよう
北海道芸術高等学校の芸術発表会は、通信制高校の自由な学びと、生徒一人ひとりの表現力が融合した特別なイベントです。
札幌・東京・名古屋・横浜・仙台・福岡の各キャンパスごとに特色ある発表が行われており、地域やコースによって雰囲気や演出もさまざま。各分野のプロの講師から授業を受けている生徒たちの、超高校級のパフォーマンスを体感できます。
入学を検討している中学生や保護者の方にとっては、学校の教育方針や生徒たちの雰囲気を“肌で感じられる”貴重なチャンス。
・芸術や表現に興味がある
・自分のペースで学びながら高校生活を充実させたい
・どんな学校か実際に見てみたい
そんな方は、ぜひ各キャンパスの芸術発表会やオープンキャンパスを見学してみてください。
パンフレットや説明会では伝わらない、北海道芸術高等学校のリアルな魅力がきっと見えてくるはずです。
「芸高グループ」とは
芸高グループは、学校法人恭敬学園が運営する北海道芸術高等学校をはじめとする、以下5つの学校(6つのキャンパス)で構成される、芸術分野の専門性に特化した学校です。
<芸高グループ>
北海道芸術高等学校
札幌サテライトキャンパス
東京池袋サテライトキャンパス
福岡芸術高等学校
東北芸術高等専修学校
横浜芸術高等専修学校
愛知芸術高等専修学校
芸術発表会はすべてのキャンパスで開催されており、どの校舎も、保護者や中学生も参加できる仕組みとなっています。
芸高グループについてや、通信制高校について解説していますので、ぜひ以下の記事もご覧ください。
好きなことだからがんばれる、一緒に歩んでくれる先生や仲間がいる。
芸高グループは、一人ひとりの個性や夢を応援してくれる場所です。
※本サイトは、芸高グループの生徒や先生にインタビューを行う機会をいただき、独自取材の記事で芸高グループを応援する個人運営サイトです。
参照:北海道芸術高等学校 https://www.kyokei.ac.jp/
横浜芸術高等専修学校 https://yokogei.kyokei.ac.jp/
※本サイトは、芸高グループの生徒や先生にインタビューを行う機会をいただき、独自取材の記事で芸高グループを応援する個人運営サイトです。
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