校歌にも芸高らしさ満載!?芸高の校歌

芸高の校歌を、ぜひみなさんに一度聞いていただきたい。
ギターもドラムも入っている校歌なんて、全国探したってどこにもないだろう。

芸高ができたのは今から18年前。
設立したばかりの学校に入学するのは、保護者の方も生徒さんも不安だろうという配慮から、
芸高らしい校歌を用意したいと理事長がある方に作曲を依頼したそう。

その作曲者が藤原いくろう先生。
藤原いくろう先生は、数々のミュージシャンへ楽曲提供やプロデュースをし、
映画・アニメ音楽にも携わってこられた方である。

いくろう先生と理事長は以前から知り合いだったようで、芸高の教育理念や理事長の意志を汲み取って、校歌の作曲を引き受けてくださったんだそう。
そして作詞は松本一起先生。なんとも贅沢なタッグによる芸高の校歌が誕生した。

▼芸高 校歌

いつか あの頃だって悩んでいたねと
ほら 笑えるぐらいの今を 北の風とtogether

遥かに輝く夢というゴールに
何度 約束したことか 何度あきらめたか

上手に生きろと 過去は誘いながら
脇道それる勇気さえ奪おうとしている

遅れていい 不器用でいい
やり遂げたことに涙こぼして そっと感動したい

いつか あの頃だって悩んでいたねと
ほら 笑えるぐらいの今を 北の風とtogether

瞳を閉じても一つだけ探せる
それは自分の心(たましい)で代わりなどないから

急ぐことも 立ち止まるのも
そのキミが選び キミがときめく それが大切だから

青い空気も空も 水も清らかに
ほら 人は人として歩け 北の土とtogether

いつか あの頃だって悩んでいたねと
ほら 笑えるぐらいの今を 北の風とtogether

作詞 松本 一起
作曲 藤原 いくろう
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18年前にこんなかっこいい校歌が作られていたなんて、全く信じられない。
一切色褪せていない、むしろ輝いている。
そんな普遍的な作曲をされたいくろう先生には感服である。

しかも、私が何よりも感動したのが、いくろう先生が毎年芸高の入学式に駆けつけてくれているということ。
今年は札幌校と横浜校の入学式にご出席され、演奏を披露してくださった。
私も入学式を見学しに行くことができたので、いくろう先生の演奏を生で聞くことができたのだ。

今年の入学式では、
①Tenderness

②余情(中国大ヒットドラマ『蒼蘭訣~エターナル・ラブ~』主題歌)

③明日(フジテレビ系月曜9時ドラマ「愛し君へ」のメインテーマ)
この3曲を弾いてくださった。

入学式が一瞬で生徒のためだけのコンサートに変わった。
こんな入学式、きっと他では味わえないだろう。

こんなにも生徒を想って執り行われる入学式を目の当たりにし、保護者の方もとても満足した表情をされていた。
生徒たちのこれからの活躍を期待する思いがあふれ、入学式会場は静かな熱気に包まれていた。

▼藤原いくろう先生 PROFILE
作曲家、ピアニスト。
ポップスとクラシックの融合を得意とし、多くのアーティストへ楽曲を提供。国内外でのドラマ、映画、舞台の音楽制作、監督を務める。2009年には香港フィルムアワードにて「最優秀主題歌賞」を受賞。
独自に企画したプロジェクト「シンフォニックA」では中森明菜、YOSHIKI、絢香などのコンサートをプロデュース。「倉木麻衣 Symphonic Col lection」では、モスクワオーケストラとの完全コラボによる全編録音を敢行。同氏の2011~2013年のコンサートをプロデュースし、音楽監督、指揮者、ピアニストとして参加。国内の若手演奏家を集めた「ミールストリングス」を主宰し、様々なアーティストのレコーディング、コンサートへ参加している。

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