スクーリングが行われる北海道 本校舎見学

先日、北海道仁木町にある北海道芸術高等学校 本校を見学してきた。

北芸は2015年に北海道の仁木町に本校舎を移転。仁木町は札幌から車で1時間ほど、海や山・川がほど近く、自然豊かな農村地域だ。

通信制高校でも、年に1回はスクーリング(=一定期間学校に通って授業を受ける)があり、この仁木町の本校舎にて対面の授業が行われている。
北芸のスクーリングは、生徒たちが1週間宿泊しながら授業を受けるそう。

仁木町の本校舎は、廃校になった高校の校舎を譲り受けたもので、非常に広い施設となっている。
学校の許認可を取得するのに、体育館や柔道場など必要なものが決まっているとのことで、その要件を満たすために、みなさんの想像するいわゆる“学校”という感じで、多くの施設が充実していた。

校舎と隣接する形で、宿泊棟が新設されている。
宿泊棟は、中央を食堂とし、左右にANEXⅠ棟、ANEXⅡ棟と分かれていた。
各部屋は基本的には4人部屋(←8人だったかもしれない…)となっていて、バス・トイレ・エアコンも完備。生徒同士が寝食を共にし、コミュニケーションが図れるようになっている。
宿泊棟前にはBBQができる施設もあり、夏季に行われるスクーリングでは、BBQが恒例なんだそう。

通信制ということで、学校に行く必要がないと思われるかもしれないが、卒業要件としてスクーリングは義務付けられている。

北海道の豊かな自然のなかで行われるスクーリングなら、生徒たちは快適に楽しく過ごせて、とても良い思い出になりそうだと感じた。

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